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今月のイチ押しツボ【2024年4月】
自律神経を整う効果!
季節の変わり目を「乾布摩擦」で乗り越えよう!
乾布摩擦による健康効果
昔から日本の健康法として知られる「乾布摩擦」は、皮膚を優しくすることで、冷えやむくみを改善する効果があるとされています。さらに最近の研究によると、乾布摩擦を行ったときの自律神経の変化を調べると、乾布摩擦を行っている最中は交感神経が活発になり、その後は副交感神経が活発になりリラックスできることがわかっています。そこで、今回は、簡単な「乾布摩擦」の方法をご紹介します。
やさしく行う乾布摩擦の方法
【用意するもの】
柔らかいタオル(ナイロンや硬い素材のものは避けてください)
【注意事項】
決して強くこすり過ぎず、気持ち良いくらいの優しい強さで行います。皮膚の弱い方や摩擦で皮膚に異常が出た方は行わないでください。
【やり方】
基本は肌を直接こすりますが、薄手の服の上からでも大丈夫です。タオルは手拭い程度の大きさのものを折りたたみ、手のひらより少し大きい持ちやすいサイズにします。呼吸は普段通りにしながら、各部位をタオルをゆっくり大きく動かし、優しくこすります。
➊(腕)
左右の腕の外側、内側、前側、後ろ側の4面を各2往復ずつ、ゆっくりこすります。
➋(脚)
左右の脚の外側、内側、前側、後ろ側の4面を各2往復ずつ、ゆっくりこすります。
➌(背中)
タオルの端と端を左右それぞれの手で持ちます。右手を上にしてタオルを背中に当て、背中全体を洗うように、少しずつ場所をずらしながら、こすっていきます。10往復ほどしたら、次は、左手を上に同様にしていきます。
➍(頭)
タオルを頭にかぶせ、その上から両手のひらで10~20回こすります。頭から左右の耳の後ろを通って首まで上から下になでるように、優しくゆっくりこすります。
➎(手のひら)
再びタオルをたたんで小さくし、両手でタオルを挟み、手を洗うしぐさで1秒間に3往復ぐらいの早さで手のひらをこすります。約1分間ほど続けます。